大人の場合は上腕骨下端骨折、橈骨頭骨折など。レントゲンですぐわかります。診断は簡単です。
治療
比較的保存的治療が多い骨折です。治療はいずれにしても正確な整復位をとることです。
○小児
子供の骨折の場合、腫脹が激しく、前腕の循環障害が出ることがあります。安静ときちんとした固定と、冷却や
高挙が必要です。十分に注意する必要があります。また成長とともに、内反肘や外反肘などが増悪することがあります。
その場合は成長終了後、角度の補正手術をすることもあります。経過観察することが大切です。
○成人
大人でも、肘関節の動きが悪くなることがあります。一定期間の固定後の十分なリハビリが必要です。
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