社会保障カード


ver2008/10/24 By T.honda

問題


社会保障カード
1)誰が導入費用を持つのか
ICカードリーダなどのコストが問題ですね。コストがかかるから医療機関カードによるPKIは没でしょうか。
2)国民総背番号制度
 年金管理は番号をつけても至難
3)ナショナルデータベースEHR構想
 完成は平成23年度ですからレセコンオンライン、健診システムとの連動。管理強化である。

定義


社会保障カード導入スケジュール
1.新たな年金記録管理システムの導入【平成23年度中を目途】
2.「社会保障カード」(仮称)の導入【平成23年度中を目途】
カードは年金手帳だけでなく、健康保険証、更には介護保険証の役割を果たす。さらに、お年寄りなどご本人の希望があった場合には、写真を添付し身分証明書としてお使いいただけるものである。年金の記録については、窓口における年金記録の確認はもとより、自宅においても常時、安全かつ迅速に確認できるようになる。また、このカードは、基礎年金番号の重複付番の防止にも役立つものである。
どのようなサービスが考えられるか
1)年金関連のサービス
2)予防医療関連のサービス
3)医療保険関連のサービス
4)各種電子申請のサービス
実験
1)医療被保険者証、所属認証・署名カード(専門家カード)を重ねてカードリーダへ読み取らせ、保険者サーバへカード内データを送信する。
2)保険者サーバは被保険者であることを証明するメッセージを送信する。
3)レセコン・医事会計システムへの保険証情報の転記

詳論


1)日本の管理医療(IT化の光と影)http://www.orth.or.jp/seisaku/syutyou/managedcare.html
2)
日本版マネジドケア
3)
国家医療情報ネットーワークNHIN
4)
社会保障カード
5)
疾病管理プログラム
6)
総合医について
7)
専門医制度と報酬:成果主義批判

1)レセプトオンライン化導入マニュアル
2)
レセプトオンライン化の問題点:日医見解、安全コスト、保険者機能強化
3)
ICD10:標準病名とワープロ病名、対応ソフト、査定問題、適応外処方
4)
レセプトチェック:対応ソフト、受付事務チェックASP
5)
オンライン化と回線:回線、IP−VPN、回線とPCの接続方法、ORCA
6)
レセコン未導入医療機関の救済策代行入力、クリアリングハウス事業

参考文献


参考文献
厚生労働省:社会保障カード(仮称)の在り方に関する検討会
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/09/s0927-9.html
健保・国保共通アプリケーション
http://www.itcity.jp/itsoubi/pdf/report/nmda/siryou/siryou03.pdf
5分で絶対分かるPKI
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/special/02fivemin/fivemin00.html