ロビー活動のありかたについて

 ロビー活動はあくまで医療従事者としての活動である。政策の決定までの流れを良く理解して、誰にお願いすれば、効率が良いかと考えて行動する。幸いキーパースンは比較的少数である。
政策に関われて、かつ医療にご理解を得ている方を応援するのが大原則であろう。

圧力団体の役割
○利害団体が政府の意思決定に影響を与えるルート
1)利害団体の代表を議会に送り込む方法
2)日常の政府・官僚との接触を通じて意思疎通を図ること
3)諸種の手段を用いて世論を形成すること


圧力団体の特性
1)影響力の大きさは、団体の組織力、活動能力(情報収集力、伝達力、資金力)や人脈に依存する。

圧力団体は悪とは限らない

 ワグナーのいうような、特殊利益集団にとっては利益となっても、社会全体にとっては不利益となるような結果が生じることになるとは限らない。其はあまりにも単純化した見方である。医療においては、医療者の利益は患者の利益と一致することが多い。患者負担増しかり。またベッカーのいうように、対立する集団の利害の調整や対立で政策が生まれる。これは正常な関係であろう。よい例は中医協の現場である。利害の性質によって政府の圧力団体ともなり、または支援団体ともなる、制度外の関係が正当な利益の追求として「公的な効力を要求する準憲法的な力の関係」(マックスウェーバー)となればよいわけであろう。いずれにしても客観性をむねとして法的整備は必要ではあろう。政治資金規正法などの遵守。


●圧力団体の行動
現代民主主義社会では、圧力団体が最も有効に働く場面は、この拒否権を発動するための政治行動である
 圧力団体の政治行為は、ここに典型的に見られるように、政策の微調整と、自分達の利益を侵害されないように、新しい法律の全体、或は一部分を拒否すると言う行動に最も目だって現れてくる。
●大きい組織は力が弱い;他律性と無責任体制
大集団では他律的であり、よって参加意識がなくまとまれない。特定の方に負担が増える無責任体制ができる。小集団の方がまとまり安い。政治力もある。
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Thu,16Jan2003
会長所信表明
●参考文献
公的意思形成の日本的構造.政治力学の国際比較.
圧力団体と利益団体
政策決定過程
規制の経済理論政策作成マニュアル−0はじめに
選挙における政治家のウェブサイトの意義