医療は成長産業である

医療産業の規模

社会保障部門(含む医薬品等廃棄物処理):国内生産額:約58兆円、全国内生産額の6.2%
社会保障部門の産業規模の年平均伸び率は全産業ベースの伸び率と比べて高い
(1990年から1995年)1995年産業連関表より

医療従事者数約450万人。全就業者数の15人に1人。全就業者数の約4.9%
医療費削減により1,500万人へ影響が出る

医療の経済効果は公共事業より高い
1)一次効果 1.753
需要が一千億円増加:生産額の増加が1,735億円
      全産業平均(1.850)
2)二次効果:消費を通じて間接的に現れる
生産額の増加606億円
一次効果と二次効果を合わせた経済効果は、需要が一千億円増加した 場合約2,341億円
3)共同購買
  製薬・医材メーカーと交渉して大量買付けの見返りに割引価格を獲得する。製薬・医材メーカーは共同購買会社に対して2〜10%の手数料を支払う。

医療産業は高齢化社会の成長産業。
戦後の日本経済当初は重工業。ついで最近はIT産業。今後は医療産業。
             現 状       2010年

  雇用規模予測   約348万人   480万人程度
  市場規模予測   約 38兆円    91兆円程度
  (注)サービス業、製造業等の市場の合計。
雇用規模・市場規模予測では医療は数少ない成長産業

患者負担増=受診抑制=GDPの低下
1)10月の老人窓口定率負担後の影響調査
高血圧患者の約13%が通院を減らす
2)4月の3割負担健保本人の27%が受診回数を減らす
自己負担額の増加が患者を治療から遠ざける。
(日本能率協会総合研究所)
患者負担増で著明に医療費が下がります
総医療費=37.5(世帯当たり可処分所得)+1804.6(医師数)+2473.6(70歳以上人口) −2.0(老人入院外自己負担) +4.9(老人入院自己負担)−1541.1(被用者本人自己負担)+387.9(医科診療報酬)+582.1(薬価基準:医療費ベース)
自由度修正済R2=0.998

3.2兆円の負担増経済にマイナス影響竹中経財相が認める
 竹中経財相は、医療改悪法案による一・五兆円の国民負担増がGDP(国内総生産)の0・3%にあたり、「(消費に)マイナス効果が起こることは覚悟しなければならない」と認めつつ、「財政悪化を放っておいたらさらに深刻な影響がでる」とこれを正当化しました。