青森県平成26年度骨と関節の日報告

2014年10月30日


青森市
開催日      2014年10月4日(土)
開催場所     ねぶたの家ワ・ラッセ イベントホール
演者       青森県立中央病院 整形外科 副部長 岸谷正樹
タイトル     「骨粗鬆症を知る〜あなたの骨は大丈夫?〜」
来場者      214人(男性20、女性149、不明4)
健康相談担当医  工藤正育 戸館克彦 岩谷道生 桜田純人 佐藤衛 岸谷正樹 (敬称略)
健康相談来場者  50名
総括
 「骨粗鬆症を知る〜あなたの骨は大丈夫?〜」という演題で県立中央病院 副部長 岸谷正樹先生に講演していただきました。
日本の骨粗鬆症患者の現状から始まり、大腿骨近位部骨折のパスの結果を公表し、骨折した患者の多くの方が治療が必要な骨粗鬆症になっていたことをわかりやすく解説してもらいました。なにより骨を丈夫にして骨折しないことが大切である。
 骨を丈夫にする運動をしたり、食生活を見直すこと、骨粗鬆症検診や医療機関を受診して骨粗鬆症の判定を受け早期に治療する重要性などを講演していただきました。
 健康相談は例年以上に多くの方が相談に参加し、整形外科疾患についていろいろ質問して、相談を受けていました。市民から好評で、今後も継続していく必要を感じました。
 青森市で実施している大腿骨近位部骨折のクリティカルパスの結果から治療が必要であるにも関わらず、治療がされていなくて骨折する患者が多いことがわかりました。この事実から、骨粗鬆症を知ってもらい、「骨折を予防しよう」という事で骨と関節の日のテーマとしました。
 今年も多数の市民の方に参加してもらうことが出来ました。「講演会をどこで知りましたか」というアンケートでは新聞の折り込みチラシ(64%)、広報青森(32%)、病院診療所(6%)となっています。広報には新聞の折り込みチラシ、広報青森が有効なようです。
 アンケート結果では「役に立った」79%、「専門性について」ちょうどいいー79%
「今後の治療の参考にしたいと思いますか?」はいー89%という結果でした。
 関連記事を10月9日の東奥日報の社会面に掲載してもらいました。
文責:戸館克彦





弘前市
開催日      10月25日(土)
開催場所     ヒロロ4F、弘前市民文化交流館ホール
演者       弘前大学医学部附属病院 リハビリテーション部 講師 和田簡一郎先生
  タイトル     ロコモティブシンドロームと背ぼねの病気
来場者      114人
健康相談担当医  神裕昭 金子雅 横山隆文 工藤悟 和田簡一郎(敬称略)
健康相談来場者  30名
総括
 今年も多数の市民の方にご参加いただき開催されました。弘前大学の和田先生にロコモと脊椎の疾患について講演をしていただき、興味深く聞き入っているようでした。
 健康相談は例年以上に多くの方が相談に参加しており、整形外科疾患多岐にわたっての相談にわかりやすく説明しておりました。市民からの好評も得ており、今後も継続していくことが有用だと考えられました。
  1. 各県各地区イベント内容に関して日整会に記録された内容どおりに 実施されたか。 Yes
2. 骨と関節の日のイベントの広報活動に関して
 1) 新聞広告掲載 No
 2) ポスター
  A. MSD株式会社作成のものを利用 Yes
  B. 独自に作成 No
 3) チラシ配布・その他 Yes
3. イベント内容に関して
 1) 講演会 Yes
  (実施日10/25 会場名 ヒロロ4F、弘前市民文化交流館ホール
   講演テーマ ロコモティブシンドロームと背ぼねの病気
   演者名 弘前大学医学部附属病院 リハビリテーション部 講師 和田簡一郎先生
   参加者数 114人)
 2) 骨量測定実施 No
 3) 電話相談実施 No
 4) その他医療相談、体操教室等 Yes
   (実施日10/25 来訪者数 30人 対応スタッフ 5人)
 5) MSD株式会社作成の小冊子を配布しましたか Yes
 6) BJD運動器の10年推進委員会作成の啓発DVDを 利用されたか No
4.「骨と関節の日」恒例アンケート調査実施 Yes
5.会計報告
 イベントに要した総額 420,685円
 (ポスター代  新聞掲載料  ちらし作成(折込料) 337,000円、会場費 28,000円、講師料 55,685円、   出務費  その他   協賛金  助成金  )
6.関係スタッフに関して
 出務者数(各県臨床整形外科会員 4名、共催業者(MSD株式会社) 9名、その他 名)
文責 工藤 悟





八戸市
開催日      2014年9月20日(土)
開催場所    八戸市公会堂文化ホール
演者        村上秀樹先生   岩手医科大学医学部整形外科学講座講師
タイトル      しびれや痛みの原因となるくび・こしの病気
来場者       316人
健康相談担当医 栗崎 伊藤(八戸赤十字病院) 瀧澤 八重垣  荒井   (敬称略)
健康相談来場者   55名
総括
   八戸市の今年の市民公開講座はついに300人超えを達成しました。岩手医大講師の村上先生にご講演いただきました。ロコモーティブシンドロームの原因となる頸椎、腰椎疾患について病態から治療まで解りやすく説明してくださり、アンケートを見ても約90%の方から高い評価をいただきました。
 市民のロコモーティブシンドロームについての理解も少しずつではありますが深まったいる手ごたえを感じています。来年の市民公開講座はNHKとのタイアップでロコモキャラバンの一環として行うことになりました。Eテレで全国放送されるとのことなので、さらに気合を入れて準備したいと思っております。
文責 荒井久典





五所川原市
開催日      2014年10月28日(日)
開催場所    五所川原市ふるさと交流圏民センター オルテンシア ふるさと交流ホール
演者      小渡健司先生 つがる西北五広域連合西北中央病院 整形外科 第二科長 
タイトル    ロコモティブシンドロームの要因としての上肢・下肢の痛みとしびれ
来場者     115名
  健康相談担当医 5名 平川均 小渡健司 佐々木英嗣 山本倫子 三浦元美 (敬称略)
健康相談来場者 24名
  総括
 五所川原市では今年も「骨と関節の日」市民公開講座をオルテンシアで開催致しました。つがる西北五広域連合つがる総合病院の小渡健司先生にご講演頂き、115名の市民の方が熱心に耳を傾けておりました。
 健康相談も多数の市民の方に利用して頂き充実した内容になりました。
 アンケートの結果でも役に立った93%、専門性について丁度良い84%、今後の治療の参考にしたい91%であり今後も継続していく事が有用だと考えられました。
 文責 松本健一




アンケート結果