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平成15年度(2003年)骨と関節の日行事
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平成15年度(2003年)の骨と関節の日の行事は青森会場と弘前会場に別れて行われました。講演会とその後の個別健康相談というスタイルで行われました。両会場ともに盛会で本当に良かったと思います。弘前の先生方、青森の先生方そしていろいろ動いて頂いた万有製薬の皆様、ありがとうございました。 至らぬことが沢山有りましたがご容赦下さい。これからも何かとお力添えの程よろしくお願い致します。

青森県臨床整形外科医会(ACOA) 木村弘10・15

青森会場

青森会場の報告です 講演に先立ち私から骨と関節の日の由来の話、運動器の10年に ついての簡単な説明をしました。
引き続き、当日の講演に移り、青森県立中央病院整形外科部長  伊藤先生から関節リウマチの治療に対する整形外科医の考え方 をスライドを使いながら約1時間お話頂きました。参加者は100人弱。
1 診断基準
2 リウマチ友の会のデータ
3 治療の4本柱
薬物療法. 手術療法. 教育. リハビリ
NSAIDs・ステロイド・抗リウマチ剤の違いを簡単に説明して 頂きました。患者さんの痛みに対する相談・説明・対応、 QOLを高めるためためのリハビリの問題、そして整形外科 として対応できる手術について術前・術後のスライドを使って 頚椎の問題・人工股関節・人工膝関節の問題、等等判り 易く、大変好評でした。
4 整形外科専門医
  講演の最後に整形外科専門医としての資格につき面白く 説明され聴いている我々もオッ面白いと思いました
講演のあと参加者2〜3人からの質問に続き、一般健康相談では 5人の整形外科医が担当し約20人の方々の相談に乗りました。


講演風景

弘前会場

骨と関節の日 市民公開講座
2003年10月11日 土曜日 14:00-16:20
弘前会場は駅前市民ホール(ダイエー内)に、市民約70人が集まり開催されまし た。講演会は原子健先生の司会ではじまり、神裕昭先生の開会の挨拶に続き弘前大学 名誉教授三浦孝雄先生の「整形外科からみた関節リウマチ」の講演が約1時間おこな われ、市民の皆さんが熱心に聞き入っていました。
講演はスライドを使い、体の基礎的な話から関節リウマチの診断、治療に関して分 かりやすいお話がありました。特に、整形外科が担当する手術については術中のスラ イドも使って紹介され、関節リウマチ診療における整形外科の役割について理解して いただけた様でした。講演後の質問では市民から、「大変有意義な催しだったので是 非来年も開催して欲しい」という要望が出され、「来年も同じ時期に開催したい」と 返答、木村政一先生の閉会の挨拶で講演会は終了しました。(県全体としての取り組 みを来年もよろしくお願いいたします。)
講演後は個別の「健康相談」も開かれ、10人以上の市民が参加し、集まった臨床整 形外科医会の会員は丁寧に相談に応じました。