ネット上のコミュニケーションツール

ver:2010/2/1
since:2010/2/1


 ネット上のツールはいうまでもなく利用者が多いツールが主流となるわけで、どんな便利なツールも参加者が少なければ廃れる。今後、どれが生き残るかはユーザが決めるでしょうが、特徴のはっきりしているツール(HPやML)は、それぞれ生き残る可能性は高い。
MLは日常比は高い
 ネット上のコミュニケーションツールとしては、MLが他のツールより利点も多い(日常比が高い)のでやはり今後も主流でしょう。(日常比:毎日使う率)
MLは接触率が低い
 MLの欠点としては、参加していなければ一切読めない。よって参加者が少なければ影響力は、はなはだ減ずる。参加者を増やす努力は継続する必要あり。(接触率;一般的に目にする率)


ネット上のツールは目的により明確に使い分けすべき
 現在ある各種ツールはその特徴を理解して明確に使い分けすべきでしょう。

組織内のツールとしては双方向性の高いMLを基本とすべき
 組織内の情報伝達(特定の方対象)には「安全性」や「クリック数の少なさ」、「双方向性」、「情報量」からも、これをメインとするべきであろう。組織運営上は委員会等の代用としての「双方向性」が、もっとも大切である。組織はHPなどの上意下達の一方向のみのツールのみでは十分ではない。なお、ウイルス対策、フレアー防止など、安全性を高めるためには、署名を励行すべきであろう。添付ファイルも原則禁として、テキスト形式で行うべき。

browserを利用した各種ツールは広報や自己表現の道具
 HPやBBS、SNS等は、もとよりそう明確に分けられるわけではありませんが、どちらかといえば「不特定多数」を対象とした「広報」や「自己表現ツール」であろう。MLに比較すれば「双方向性」が若干弱い。、組織や自己の意見の対外的表出には最適ツールと思われます。
 いずれにしろ要はこれら各種ツールは適材適所が大切であろう。上手に使い分けができなければ有効利用されないことになります。


ネット上のコミュニケーションツールの比較


browser vs mailer
browser:HP,BBS,SNS,twitter
mailer :ml
 クリック数が少ないほうが日常比は高くなる。ブラウザ使用の場合は最低2クリックとなる。メールであればワンクリックである。この差は「日常比」の差となって現れる。少しでも面倒であればつかっていただけない。
情報量
 HP>ML>BBS,SNS>>twitter
 広報としては情報量は多いほうが良い。
匿名性
 匿名性は少ない方が信頼性や質は保てる。安全性も高い。匿名性の高い、不特定多数相手はどうしても安全性は低くはなる。