八戸市医師会ジョンQ映写会報告
 2004年3月16日

本田整形外科クリニック 本田忠。

会場


会場:八戸市公民館ホール(市公会堂となり)
日時:2005年3月13日(日)13:30ー16:30

当日配布資料


●当日参加者配布資料
1)アンケート(全文は末尾参照)
アンケート結果

2)説明文(映画をより良く理解するために。アメリカの制度の説明)

一般向け。
http://www.orth.or.jp/Isikai/hachinohe/h17/jonq/jhonq2.html
医科向け
http://www.orth.or.jp/Isikai/hachinohe/h17/jonq/jhonQ.html


読売新聞のアメリカの医療の実情「皆保険」でない面倒さ
2005年3月1日 読売新聞より

アメリカの医療の実情
「皆保険」でない面倒さ
 同僚の1歳半になるお子さんが急に熱を出し、ホームドクター(家庭医)を受診したときのこと。診察を終え、支払いを済ませようと会計で医療保険のカードを掲示したところ、「うちはその団体に加盟していないから」と面倒がられ、結局、実費を支払うことになってしまったという。

 「その団体」とは、保険が指定する「優先保険供給機構(PPO)」と特約関係にある、医師のネットワーク(団体)のこと。「加盟していない」と言われると、無保険診療を思い浮かべるが、そうではない。
 国民皆保険ではない米国では、公的医療保険は高齢者と低所得層向けのみ。一般向けは民間保険が主流だ。民間保険には、大きく4種類があり、このうち、PPOは指定する団体に加盟する医師を受診すると、給付を多く受けられる。 このほか、保険給付の対象となる主治医が指定される健康維持機構(HMO)や、PPOとHMOの折衷型、出来高払い型があるが、日本人駐在員の場合、医師選択の自由度が高いPPO型に加入することが多い。

 問題は、PPO特約の団体が、有力なものだけで全米に20以上あり、非常に複雑になっている点だ。
 ニュージャージー州で日本駐在員向けの保険代理店を運営している広瀬礼子さん(44)によると、同じ病院でも、医師によって加盟団体が違うことさえあるという。

 特約団体の医師でなくても給付率が少し下がる程度で、給付は受けられるはずだが、「手続きの煩雑さなどから、会計で受け入れてもらえないケースもある」と広瀬さん。その場合、費用を立て替え、明細を保険会社に送って請求するという面倒な手続きを経ることになり、同じことは薬局でも起こるから厄介だ。
 米国には皆保険を実現しようとして出来なかった経緯がある。複雑なうえに、少々当てにならない米国の医療保険を見ていると、日本の方が、財政難などの壁にぶち当たっているとは言え、はるかに安心できると言えそうだ。(2005年3月1日 読売新聞より)


3)今後の医師会の会合案内

第7回性教育・性感染症予防講座への参加のお願い
日 時:11月23日勤労感謝の日(予定)
場 所:ウェルサンピア八戸(予定)
多くの方のご参加をお待ちしております。
なお、講演担当者の都合で開催日時の変更あります。御容赦ください。
詳細は5月下旬頃発表いたします。乞うご期待。


式次第

●式次第
司会 本田忠
開場:13時。
開始13時30分


1)混合診療に関するビデオ鑑賞(日本医師会作成)15分(13:30−13:45)
http://www.med.or.jp/kaihoken/video.html
2)開会の挨拶:土井会長
3)映画鑑賞:2時間(14:55−15:50)
4)質疑応答:(15:55−16:20)
5)終了の挨拶;村上副会長

報告

 3月13日は、市内は小雪が降り、非常に寒いなか、351名の方が参加されて行われました。参加された方々からはアンケート結果に見られるごとく、多くの方に好評であったと思われました。参加者の声はアンケート結果を参照ください。アンケートの末尾にのせた、参加された皆様の実に多様なご意見は、感動いたしました。おかげで、非常に有意義な会となりました。また医師会の多くの先生方のご示唆とご協力に感謝いたします。
 事前に十分チェックしたのですが、最初音がでなかった。あとはご高齢の方が多かったため、会場の関係で画面が小さかったため、字幕スーパーだと、後方の座席だと、文字が小さくて読めなかった可能性がありました。最初に、前の方に移動のお願いはしたのですが。次回はここらの配慮も必要かと思われました。
 またこの企画を伝え聞いた、仙台市医師会で来月同じ企画をすると言うので、昨日から佐々木信之先生が來八され、見学していきました。大変結構な内容で、盛会であったとお褒めの言葉をいただきました。全国の医療系参加者により構成される、医療系ネットも非常にさかんとなり、各地の医師会の草の根の横の連携も軌道に乗ってきました。今後もよりいっそうの医療系ネットの発展を祈念いたします。
最後になりましたが、準備にかかわった木村さんはじめ、事務の方々も大変お疲れ様でした。


質疑応答:(15:55−16:20)
 混合診療の利点はなにかあるのか。日本はまだ貧しい方が多い。医療保険を払えない方が多い(伊藤市会議員)。医療事故対策はどうなっているのかなど、活発な議論が行われました。

会場風景

会場入り口
受付(平賀理事と事務)
開会挨拶:土井会長
司会:本田忠
会場風景
閉会挨拶:村上副会長

アンケート本文


アンケートのお願い
                 2005年3月13日 八戸市医師会
本日の企画はいかがだったでしょうか。以下につきご回答いただければ幸いです。
1)性別 男 女

2)年齢
20歳未満 20歳以上40歳未満 40歳以上60歳未満 60歳以上

3)映画を見て「米国の医療」の問題点をお分かりでしょうか
a)良くわかった b)大体わかった c)どちらともいえない d)よくわからない e)その他(なんでも)

4)皆保険制度について(国民の全員に健康保険が効くこと。日本は皆保険です)
 賛成  反対  どちらともいえない  わからない

5)混合診療(健康保険と自由診療を併用する。日本は原則禁止です)
 賛成 反対 どちらともいえない わからない

6)株式会社による医業経営(日本は原則禁止です)
 賛成 反対 どちらともいえない  わからない

7)現在の日本の医療の問題点や改善すべきことなど、その他何でもご意見がございましたら記載ください。(足りなかったら裏面もご利用ください)

ご協力ありがとうございました。終了後、受付に提出いただければ幸
いです。なお使用された筆記具は差し上げます。


アンケート結果
 

宣伝用パンフレット

○宣伝用パンフレット
http://www.orth.or.jp/Isikai/hachinohe/h16/jhonq.doc ワードファイル
http://www.orth.or.jp/Isikai/hachinohe/h16/jhonq.htm

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