インターネット初心者マニュアル

本田整形外科クリニック 本田忠ver2000/11/20


             

会員の皆様方へのお願い

あくまで会員の皆様の親睦と知識の交換が目的であります。ネットの双方向性を 充分に活用いただき、日ごろの診療に役立つこと。また変化に乏しい日ごろの診療の活力剤となることを祈っております。


今後も会員にとって有意義なメーリングリストになるためには以下のことを宜 しくお願い致します。

ネットとはどういう世界か?

従って以下のごとくとなります。

1)発言数が多すぎるとか、つまらない話題が多いとはいわないでいただきたい

 活発なメーリングリストになることは望ましいことです。できるだけ温かい目 で見ていただきたい。また会員の要求は多様であります。多すぎると感ずる方も いるし、まだすくないと感ずる方もいる。多種多様です。皆様を満足させること は不能である。遊びの話でも清涼剤としては有意義である。何でもありにしてい ただきたい。また積極的に討論していただきたい。情報は必ずしも正確である必 要はありません。会話のなかで訂正されればよい。質の向上のためにも積極的 に発言いただきたい。あくまで会員相互の努力で造り上げる空間です。 ルールは最低限です。テキスト形式にすること。jisコードにすること。 誹謗中傷はしないことだけであります。

2)とにかく発言すること。参加すること

 全国の会員の活発な交流により、平板に流れがちな日常診療の刺戟になる。時 には診療の質の向上になる。これは使い方次第かと思います。とにかく発言いた だかないことにはわからない。また参加を続けることで、なんらかの必要が生じ た場合に有意義に使える可能性が高い。内容は何でも結構です。個人攻撃以外は 何でも結構です。求人募集、ゴルフの話。車の話。観光大いに結構です。アイデ ィア次第かと思います。

3)発言数の増大対策

○メールが多すぎる

 メーリングリストでの話題が多すぎて処理しきれない。他のメーリングリスト への参加をためらうという現象も起きている。 どこのメーリングリストでも、1日30通をこしたあたりから、読み切れんと悲鳴 が聞こえ出します。退会者も増えます。真面目な先生で、一通づつきちんと読ん でいる先生に多い現象です。

 情報を読むだけなら、MLは新聞と同じであります。興味のありそうなタイトル だけ読めばよいわけです。逆に書くほうは読まれそうなタイトルを工夫してつけるということかとおもわれます。新聞を複数取る先生も多いかとおもわれます。同じ読むなら情報は多いほうがよい。何せ新聞と違ってただですから。情報シャワーを毎日浴びれば、平板にな りやすい毎日に何らかの活力が出るかもしれません。

 その内琴線に触れる意見に出合い我慢しきれず、思わず書いてしまう。ネットワー クとは双方向性の意見の交換によりなりたつものですから書き込んだ時点で、その 先生は立派なネットワーカーになったということか読むだけでは半人前というこ とかと思います。

 有意義なものになるためには、会員の発言数は多いに越したことはないのはいうまでもありません。今後もどんどん増 えていきます。またそうであらねば、活発なかつ有意義なメーリグングリストとは いい難い。これは望ましいことです。ただ1週間に一回しか開かない方にとって は大変なことになります。20*7=140通のメールを一気に読む羽目になる。

 

メール数の増大に対する対策としては

1)積極的に発言する

 発言により全く世界は異ります。まさしくはまることになります

2)とにかく瀕回に読む

 毎日最低一回はインターネットにつないで、メールを落とす。できれば討論に 参加する。こうなれば世界は変わってきます。孤独な開業医の友になりえる。ま た発言に返事がつかないことも稀にありますが、めげないで発言しつづけること が大切です。ときどき、ただ大量のメールを見るだけで討論に参加しないのは、 つまらない。話題をおいかけるためにも、ぜひまめに読んでいただきたい。

3)メールの振り分け

 メールはあて先により自動的にメーリングリスト毎に振り分けることが可能で す。私はjcoa-member、jco-healthと20個くらいに分けています。そのフォルダへ自動的にメー ルは振り分けられて配布されます。きちんとメーリングリスト毎に分けないと、 このように量が多いときは話の前後の脈絡がわからなくなります。

4)回線スピードのアップ。PCの機能のアップ

 極端に遅いハードを使用している方は、できるだけ早いのに徐々に変えていく。 56Kのモデムを使用しているなら64KのISDN回線に。ISDN回線を使 用しているなら128kの常時接続へと、徐々にグレードアップすべきかと思い ます。早ければ早いほど快適に操作できる

5)マルチポスト

 多数のメーリングリストに入ると、構成員はどうしてもダブります。構成員が ちがえば話題は当然違うことになりますが、重要と思われる話題は、複数のメー リングリストに、同じ文が流れることになります。マルチポストといいますが、 ある程度は構成員が違う以上、やむをえないことと思います。御容赦ください 。通達などはなはだしい時は郵送でもくる。ファックスでもくる。メールでもくるということも日常になるでしょう。それでも読まない方も、いるようです。通達の徹底は難しいと思いますので、やむをえない面もあります。

6)インターネット医療の現状

 現在の日本のインターネット医療の現状はここでよく概観されます

 医師会単位では、全国の県医師会のホームページは平成200年10月滋賀を 最後に完成しました。記念すべき月です。 郡市医師会は960前後ありますが40%はホームページが完成しております。 他のメーリングリストで武者修行してみたいというかたは、どなたでもはいれる 中央ML、医師のみならメドプラクトあたりがおすすめです。内容も豊富で、堅 い一方でなく争いも少なく、バランスも取れている。  群馬の川島先生の論考を参照ください。


○情報公開  

 できるだけ会内部の情報は公開しましょう。情報公開が最も有効な一般への プロパガンダになります。デメリットとメリットのバランス感覚が大切です。 たとえば会員名簿の公開により得られるメリットはジャンクメールの危険性を 上回ります。電話帳と割り切ってください


○地区医師会によってはメーリングリストは批判が多く、それを恐れて、掲示 板にするという動きもあるようですが、いかがでしょうか?

 双方向性を確保するという意味を全く分かっていない意見とおもわれます。も とより、会員からの様々なご意見が出る空間を作り、皆様のニーズを吸い上げや すくして、それにより「会の活性化を図る」のが目的であります。会員各位のさ まざまな意見の出やすい空間を造り上げなくてはいけません。会員各位の細かい ニーズを吸い上げない限り、会の活性化は図れないとおもわれます。 従って上記はとんでもない意見です。非常識な意見とおもわれます。

○何故紙に書いてあるものを、わざわざネットに載せる必要があるのか

1)ネットへ情報を蓄積する重要性は話題が膨らむことである

 ネット上に情報を蓄積することが大切かと思います。ネットの場合、双方向性 が確保されているわけですから、たとえば種々の発言に関し、不特定多数の会員 から発言いただくことにより、これに関する話題を膨らませることができるわけ です。  付随する発言を他の会員からいただけることが望ましい。問題事例もあるやも しれませんし、疑問もきける。どんどん話題は発展していく。実り多いものにな ることができる。  関連発言が出なければそれはつまらない、メーリングリストになる。ある意味 でたしかに役に立たないものになってしまいます。あらゆる意味で会員各位の発 言が出ないことには実り多い空間にはなりません。

 良い例は今回の無診察診療です。誰かが発言する。関連発言が出る。最終的には きちんとまとまる。そういう刺激的な発言が多く出るところは有意義なMLであり 出ないところはつまらない空間になるというだけのことです。あくまで会員の発言 努力にかかっている。 会にとっては、ネットで、かくと会員各位のニーズをきちんと、捉えることがで きるということかと思います。会の活性化につながるとおもわれます。

○では多くの方に発言いただくためにはどうすればよいのか?

 とにかく初心者にも見やすい面倒のないソフトを使用するしかない  そのためにはメーリングリストが良いのか、掲示板がよいのかという議論なら 分かります(非常に建設的なご意見です)が、「批判が出ずらい空間を作る」と いう発想はとうてい理解しがたいご意見です。現在のところは初心者にはメーリ ングリストの簡便さがよいと判断しています。要はどちらがより初心者の先生が 書き込みやすいか、みやすいかという問題に過ぎません。また批判はどちらの形 態でも出るときは出ます。  誰も書き込むことのない、活気のない空間を作って何か意味があるのでしょう か?  もとより怒りに任せた無礼な言動はまずいとおもわれますが、会員の皆様は良 識ある大人とおもれわます。建設的なご意見で満ち満ちた空間をつくることかと思 います。それは会員の皆様の良識と御自覚に任されている。

○MLは情報が少ないと聞きました。 実体はどのような感じなのでしょうか?

 ネットワークというものは、個人の力ではなく、参加者各位の発言努力でなり たつものです。従って情報がないと嘆くなら、それはその方の責任でもある面白 く有意義なものにする。あるいはつまらない部屋になる。すべて各位の一人一人 の自覚と責任にかかっているわけです。真に民主主義的な空間である求めよさら ば与えられん。求めなかったら当然果実は得られません。つまり情報が少ないと いった時点で、メーリングリストから情報を得ようというスタンスしか感じられ ません。それは受身な状態であり敗北なわけです。あらゆる意味で積極性が問わ れる空間であります。

○ネットワーク構築に関しては、やはり利用者にメリットがなければ機能しない と思います。

 それは根本的な誤りと感じます。ネットワークは道具に過ぎません。しかし強 力な文明の利器です。カビの生えた医師会の入会のメリット論と同じです。 上記の認識によれば、メリットを作るのは参加者自身であり、私、あるいは医 師会が与えるものではありません。参加者各位の努力により如何様にでもできる 空間は用意しました。ご利用はご自由にしてください。使う方が積極的に利用しなければ有用なものにはならないでしょう。単にシステムを作ったから動くとい うものではないのです。ネットワークとは人と人の結びつきであるにすぎません。 情報伝達に効率がよい空間は出来ました。生かすも殺すも参加者の自覚と責任に 任されているわけです。メリットは参加者ご自身で作るものと思います。メリッ トが少ないのは各位の責任でもあります。 とはいってもなかなか難しいことも事実です  特に個人的対応に委せるのはまずい。たとえばインターネット委員会という ものがあるはずです。そこの委員全員が協力して盛り上げるのが本筋とおもわ れます。きちんと組織対応すべきです。

○情報の共有とは?

 会員各位で同じ情報にさらされることにより、情報の共有化をはかり、もって、いろんな日常の問題の解決を図る。メーリングリストは、組織の一体感を得るには最適なメディアである。最近は各地区の医療情報システムは、県レベル、各地区レベルと分かれてきて、 現在はカウチポテト的な情報は県医レベルでは積極的に行っています。市医レベ ルではあえて一切流しません。参加者間の交流が主な目的であると感ずるからで す。レベルにより、目的により使い分けるべきです。

○リンクに対する考え方

リンクに関する考え方

バーナーズリー(WWWの発明者)

1)ほかのサイトにリンクを張る前に許可をとる必要はない

2)言論の自由がある限り、ホームページを公開している以上、参照されない 権利は認められない

3)公開された文にリンクを張ることはプライバシーの侵害ではない

ただし書いたものに対しては著作権はある。引用元は明記されたい