災害時の情報と停電対策簡略版



本田整形外科クリニック 本田忠2011年12月4日



今回の教訓(被災地の聞き取り調査から)
 環境防災総合政策研究機構の松尾氏らの調査では名取市では105人のうち、96人が防災無線のアナウンスの内容を理解することなく、避難していました。
ハザードマップの利用:情報に頼らずすぐ避難する
 「津波警報」に頼ることなく、すぐ避難する。地域のハザードマップを日ごろからよく研究しておく必要があります。
エリアメールについて
 今回の震災後、青森県全域で採用されました。携帯電話に「緊急地震速報ブザー」と「災害避難ブザー」が流れます。ただし機種によってあらかじめ設定する 必要があります。
携帯の電源確保
 乾電池からと車のシガーソケットから充電できる機器、ソーラーパネル充電器もあります。ハイブリットカーは発電機そのもの。乾電池備蓄も必要でしょう。
電気製品の消費電力を調べる
 電気製品の取扱説明書や本体に記載されています。「エコワット」という消費電力を測定する機械があります。TVは150w程度。PCは30w程度。床暖 房は235w程度です。
自家発電機
 今回の震災ではガソリンが払底しました。容量の大きいガソリン式を1台買うなら、安いプロパンを複数台買う。購入後は定期的に稼働させる必要がありま す。
自家発電機の選択
燃料の選択;ガソリンは手に入らない。ガソリン式は容量が大きい。選択肢が多い。ただし20-30万と高額です。プロパンガス式は容量が小さいが比較的安 価です。カセットボンベ式は寒冷地では無理かもしれません。
災害時の通信手段
 災害時の通信手段として、衛星携帯電話(ワイドスター2)やデジタルMCA無線(mcAccess e)が利用されます。広域であればカバー領域の広い衛星携帯電話を使用する。狭い地域であればMCA無線が選択肢となります。いずれにしろ普段使いして、 通信手段はできれば複数用意することが望ましいと思われます。
まとめ
 今回の最大の教訓は情報に頼りすぎるのは危険。日頃から地域のハザードマップなどですぐ避難することでしょうか。津波であれば川をまたぐ避難経路は取れ ません。







参考
家庭の節電対策メニュー平成23年5月資源エネルギー庁 http://www.meti.go.jp/setsuden/20110513taisaku/03.pdf
家庭の節電ガイド 電力中央研究所 http://www.denken.or.jp/setsuden/pdf/setsuden_guide.pdf