二次保健医療圏について

本田整形外科クリニック 本田忠 2010/12/21


医療は二次医療圏単位で考える
 「医療法」で定められた、包括的な保健医療サービスを提供していくための「地域単位」です。各県で地理的条件や、交通事情等の社会的条件等を考慮して設定します。青森県の場合は6つに分かれます。

         

二次医療圏名

人口

病床数(H21.12.1)

津軽地域

3 17, 610人

3,755

西北五地域

155,246人

1,476

青森地域

340,427人

3,143

上十三地域

191,417人

1,286

八戸地域

348,205人

2,999

下北地域

83,752人

563




二次保健医療圏別にみた入院患者の動向
入院患者で、圏域外の患者が流入する割合
@津軽地域17.6%、A青森地域15.7%、B八戸地域13.5%、C上十三地域10.2%、D下北地域4.6%、E西北五地域2.6%の順です。隣接した地域からの流入が多くなっています。八戸地域は県外からの流入が多い。
圏域外へ流出する割合
@西北五地域27.0%、A上十三地域24.1%、B下北地域24.1%、D青森地域5.5%、E津軽地域5.5%、F八戸地域4.7%の順です。その流出先をみると、西北五地域からは津軽地域へ、上十三地域からは八戸地域へ、下北地域からは青森地域への流出が多い。
患者の住所地(市町村)からみた入院患者の動向
 青森地域、津軽地域、八戸地域では、どの市町村も概ね90%以上の患者が自圏域内の医療施設で入院しています。西北五地域、上十三地域、下北地域の各保健医療圏では、各市町村ごとの自圏域内における入院は概ね80%以下です。
二次医療圏はそれなりに巧く設定されている
 周辺地域から医療機能の充実した、青森、弘前、八戸へ流れていますが、15%前後です。85%の患者さんは地域で医療を受けている事になります。現在の所地域割りは上手くいっているともいえます。しかし過疎化が進行すれば、この3市に集中して行くことにはなると予想されます。




参考
青森県保健医療計画
http://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/iryo_plan.html
第2章:本県の保健医療の概況
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/iryo/files/iryoplan-souron2.pdf
第三章保健医療圏の設定と基準病床数
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kenko/iryo/files/iryoplan-souron3.pdf