青森県の公的病院

本田整形外科クリニック本田忠2010/12/23


県内の医療施設(平成18年10月1日現在)
1)病院
 病床数が20床以上の施設。県内には109か所。人口10万対の病院数は7.7で、全国の7.0より上回っています。自治体の開設が多いのが特徴です。
2)診療所
 病床数が19床以下の施設。県内には一般診療所が976施設(うち有床診療所295施設)。人口10万対の施設数は、一般診療所が68.6で、全国の77.2を下回っています。有床診療所は20.7で、全国の10.1を上回っています。
公的病院
1)国立等の病院は6病院
 弘前大学医学部附属病院、国立病院機構弘前病院、八戸病院及び青森病院、青森労災病院の5施設、八戸赤十字病院で6病院。
2)県立病院は県立中央病院と県立つくしが丘病院の2病院。
3)自治体病院は26病院(平成22年3月現在)図参照


自治体病院の経営状態(資料参照)
 総務省の平成20年度地方公営企業決算病院事業報告によれば、県内の県立と自治体病院のうち、経常収支が黒字なのは、青森市民病院など6病院。職員給与費比率が50%を越しているのが、7病院。病床利用率が70%を切っているのが、鯵ヶ沢病院や、大鰐病院など14病院です。自治体病院の半分以上が単年度ですが総務省のガイドラインを満たしていないことになります。

自治体病院の再編
 総務省は公立病院改革ガイドライン(平成19年12月24日)を策定。
1)地方公共団体は、平成20 年度内に公立病院改革プランを策定すること。
 経営効率化は3年、再編・ネットワーク化、経営形態見直しは5 年程度を標準
2)財務改善;経営指標に係る数値目標を設定
3)病床利用率が過去3 年連続して70%未満の病院は病床数等を抜本的見直し
 青森県自治体病院機能再編成指針では、県内に6つある二次保健医療圏全体で完結できるように体制を構築することになっています。中核病院に機能を集約するわけですが、総務省ガイドラインによればかなり厳しい合理化計画となりそうです。



青森県の自治体病院の経営指標;平成20年度地方公営企業決算病院事業報告(総務省)


参考
青森県保健医療計画
http://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/iryo_plan.html
自治体病院機能再編成について
http://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/kinosaihen.html
総務省公立病院改革
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/hospital/hospital.html
平成20年度地方公営企業決算病院事業報告
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/kouei20/html/mokuji.html